2021.02.24

妄想006:オシカツpt2_ワンルームモンスター編

妄想恋愛研究所

コロナ禍というのに

全くさびしさを感じない。

 

例の推しメンのおかげだ。

 

好きがひどすぎて

彼に関するありとあらゆるものを

コレクトし始めている。

 

もちろん、彼は有名人なので

合法的に販売しているものだ。

ご安心あれ。

 

お小遣いのほとんどはそこに

つぎ込み

彼のハッシュタグのついたSNSを

見る日々。

 

どこにも行けないけど

そこまで不自由を感じない。

なんなら心は満たされている。

 

現実はといえば

フリーランスのライターだから

仕事は激減している。

収入もかなり落ちた。

 

だから、服も買わない、美容室も行かない

コスメもケチる

自分へのご褒美だったネイルもエステも

全然行っていない

あんなにやっていたお取り寄せも

全くしていない・・・

 

自分自身に全く構わなくなった

40代後半のオバサンなんて

もはやモンスター。

たまに鏡にうつった自分を見て

怖くなる。

 

こんな女、誰か好きになるんだろうか・・・

 

まともに仕事をしてないと

ダメさ加減が拍車をかけ

妄想ばかりにふけってしまう。

 

目を覚ませ

通帳の残高を見よ!

 

そもそも女性ホルモンを

活性化するためにはじめた

妄想恋愛・・・

妄想しまくっているのに

エイジングケアできている気がしない。

どして?どいうこと?

ニッチモ・サチ江

この記事を書いた人

ニッチモ・サチ江

淡路島出身、神戸在住。妄想恋愛研究家。 「春が来ようと夏が来ようと、イブ・モンタンの「枯れ葉」が脳内に流れております。誰か、助けて!」


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