2024.04.22

大好き☆駄菓子屋さん

special issue

駄菓子大好き編集部がダン読者オススメの『淡路島の駄菓子屋さん』を訪ねてきました。

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えるキャンディー

店名は安い価格を意味する『Low price』の頭文字にお菓子を意味する『Candy』を合わせ、店主のご主人が命名。地元の子どもたちからは「えるキャン」という愛称で親しまれています。子どもはもちろん、おじいちゃん・おばあちゃんも訪れる世代を超えた交流の場にもなっているとか。いいね!

 

きなこ棒や糸引飴などはその場で食べてもいいし、袋に入れて持ち帰りも可能です。糸引飴は定番のフルーツだけでなく、シャンペンサイダーやコーラなど人気フレーバーオンリーも。

 

大きいお友達も好きそうな甘辛いお味の「げんこつ紋次郎」が店の一番人気。取材日も入荷したてだったのにすぐに容器が空っぽになるほどの売れ行きでびっくり。

 

駄菓子独特のパンでもクッキーでもない独特の食感がなんともいえないチョコドーナツ。

 

 

駄菓子だけでなく…くじの種類も豊富!

レジカウンターの後ろにはくじがたくさん。月に1度大阪の松屋町まで仕入れに行っているのだとか。こんなに種類があるとどれにしようか悩みますよね。

 

 

メダカくじは、色のついたメダカが出ると金券として使えるます。

 

月給くじを実際に引いてみました!

後ろの明細書も設定が細かくて面白い。内容に昭和感がにじみ出ているものいい!

支出が増えマイナスが増えていきます。どうなるか気になる方はぜひ引きに行ってみてください♪

 

 

shopdata

淡路市志筑2866-14

営業時間:15:00~18:00

日・祝日休み

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新家百貨店

築140年になるお店で駄菓子を販売する新家百貨店。店名の通り昔は食料品や日用品、金物から雑貨まで様々なものを販売していたけれど、スーパーの普及や時代の流れと共に20年ほど前から町の駄菓子屋さんに。

 

4代目となるお母さんから家系図を見せてもらいました。お店が代々受け継がれてきたという歴史を感じられます。

 

百貨店だったころの名残を発見。

こちらのこんにゃく突きは、板こんにゃくを細長い突きこんにゃくに出来る道具。

 

レトロな柄のポケットティッシュも。

 

新家百貨店の人気駄菓子を聞いてみました。

マリオのグミ。週に1回お母さん自ら仕入れる駄菓子は、通常の駄菓子に加えこのようなグミやチョコなどの大袋のお菓子をバラしても販売しています。

夏に人気のアイス。大箱のアイスも1本から購入できるから、少し食べたい時に◎

 

 

ちびっ子好みのものだけじゃなく・・・

おじいちゃん・おばあちゃん好みの「甘納豆」や「草餅」なども。いろいろな年齢の方が愉しめるラインナップにほっこり。

 

 

shopdata

洲本市五色町南谷78

TEL.0799-32-0002

営業時間:8:00~18:00

不定休

 

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さかもと

広い店内にきれいに整理された駄菓子が夢のように並ぶ、クリーニング店併設のお店。もとはお好み焼き屋の片隅で販売していたのを今のお母さんの代で駄菓子オンリーに。平日の夕方は近所の子どもたちの憩いの場になっていて、週末は遠方からも多くお客さんが訪れます。

 

さかもとキッズはみんな持ってる⁉

買い物額に合わせてハンコがもらえるポイントカードがあります。100円で1ポイント貯まり、30ポイント貯まると金券に♪

 

ポット容器入り駄菓子もたくさん!

チョコマシュマロや棒チョコなどの甘い系ラインナップも。パリパリのチョココーティングのマシュマロがおいしーい!

 

珍しい駄菓子みーつけた。

まさかの大根が駄菓子に⁉味の想像ができないので店内にいた女子高生に聞いてみると「よっちゃんイカ味のたくあんみたいな感じです」と教えてくれました。試食したら、確かに歯ごたえの良い甘酢たくあん!面白い!

 

おみくじ付きガムも

黒いガムがでるとおみくじが引けるこちらのガム。

大吉だと100円分の金券に。運試しにトライあれ。

 

お店の中央にはイートインスペースがあり(天気の良い日は外にも机を出してくれる)、カップ麺系駄菓子を購入したらお湯をいれてくれます。人気のペペロンチーノはお湯を切らずに食べれば塩ラーメン風になり、湯切りすればパスタ風に。5個一気に食べる猛者の男子高校生もいるとかいないとか。

 

 

shopdata

南あわじ市市青木169-5

TEL.0799-42-0133

営業時間:7:00~18:00

不定休

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大人も愉しめる駄菓子屋みっけ☆

チロリン村

昭和レトロをテーマとした懐かしい看板が並ぶこちらの鉄板焼き屋さんは、お店に入ってすぐの場所に駄菓子コーナーがあり、たこ焼きや鉄板焼きなどの食事と一緒に駄菓子が楽しめます。

店内飲食でなければ駄菓子のみの購入もOK。

 

店内もレトロで◎

 

こんな駄菓子が売っています

昔ながらだけでなく流行りものも。グミなのにパリパリ食感が面白いプリッツェルグミが人気。

光る飴発見!

ブレているけれど、光るとこんな感じ。

 

駄菓子屋フードといえばのこれ発見!

 

えびせんとソースの味の妙!

たません 200円 

※店内飲食の場合はワンドリンクオーダーが必要です。

 

えびせんに目玉焼きを乗せた駄菓子系グルメ。卵は北坂養鶏場の卵を使用、たっぷりマヨネーズの背徳感がたまりません。たませんの他にも、たこせん、とん平せんなどがあります。

 

おつまみ系の駄菓子をチョイスして、ホッピーと一緒にもちろんサワーやビールでも。子どものころ好きだった駄菓子話など会話も弾みそう♪

ちなみに店主に好きな駄菓子は「チョコケーキ」なのだとか。

 

 

shopdata

淡路市志筑1855-1

TEL.080-1410-0001

営業時間:12:00~21:00

月曜休み

IG:@chirori

 

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編集後記

「子どもたちが好き!」「子どもの笑顔がみたいだけやねん」と、採算度外視で駄菓子屋を営むお母さんたちのやさしさが染みた今回の取材。いつの時代も駄菓子屋さんは子どもたちの笑顔の集まる場なのだと改めて感じました。かつて子どもだった大人たちも、久々に駄菓子屋に訪れてみては?童心に帰れて存外たのしいですよ。

 

〈取材・撮影 ペコ子〉

 

ダン編集部

この記事を書いた人

ダン編集部

淡路島の地元情報誌ダンの編集部です。


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