2025.07.11

春夏秋冬スパイスと。【夏】

special issue

料理に少し加えるだけで味や香りに膨らみをもたらせてくれるスパイス。

春・夏・秋・冬それぞれの季節にとりいれたいスパイスを使用したレシピをご紹介します。


炊飯器で作るインドのビリヤニ風ごはん

ビリヤニとはインドやその周辺の地域で結婚式や誕生日などのおめでたい日に食べられるスパイスを効かせた炊き込みご飯です。今回は、かんたん炊飯器調理で、お子さんでも食べやすい味付けなので、夏休みのランチレシピとしてご活用ください。

材料(4人前)

・米                 2合

・鶏手羽元              8本

 A

 すりおろしにんにく         小さじ2

 すりおろし生姜           小さじ2

 ヨーグルト             50ml

 トマトペースト           大さじ1(なければトマトピューレ大さじ1.5)

 コリアンダーパウダー        大さじ1

 クミンパウダー           小さじ1/2

 ターメリックパウダー        小さじ2

 塩                 小さじ1/2

 胡椒                少々

・玉ねぎ               中1個

B

 ローリエ              1枚

 クローブ              3個

 シナモン              1カケ

・コンソメ               小さじ1

・米油(炒め用)             大さじ2

・ミニトマトやスライスオニオン等    お好みの量

作り方

1.鶏手羽元は身の部分に切り目を入れ開き、Aの調味料に1時間~1日漬け込む。

2.米を洗い、30分間水に浸けおく。(麦がある場合は、麦1:米1で2合にするとパラパラ食感に)

3.玉ねぎを縦に薄切りにする。トッピング用の玉ねぎも同様に薄切りにし、ミニトマトは半分に切る。

4.フライパンに油、Bのスパイスを加え弱火で炒め、油がシュワシュワと音を立て、泡立ってきたらスパイスをとりだす(テンパリング)。

5.4に玉ねぎを加え中火で炒める。この時あまり触りすぎず、フライパン全体に広げてじっくり火を通す。

6.玉ねぎが全体的に薄茶色になったらフライパンの隅に寄せる。

7.1の鶏手羽元のみを加え皮面から表面をこんがり焼く。※漬けダレは後に使用するので残しておく

8.炊飯器に2、1の漬けダレコンソメを加える。

9.炒めた玉ねぎを加え軽くかき混ぜる。

10.最後に鶏手羽元をのせ、フライパンに残った旨みたっぷりの油も加え、分量外の水を2合のメモリより少ししたくらいまで加え、炊飯する。(早炊き機能がある場合は、早炊きがオススメ)

11.炊きあがったらお皿に盛付け、トッピング用のトマトと玉ねぎをのせれば完成。


夏バテ防止にスパイスを

夏は冷たいものの食べすぎやエアコンの利いた室内ばかりで過ごしていると毛穴が閉じて汗をかく機会が減ってしまいます。また、室内と外との温度差で自律神経も乱れがちになりそれが影響し、夏バテになってしまい、食欲減退、疲労感、むくみ等の不調が現れます。この対策には、スパイス料理がピッタリなんです。今回ご紹介したレシピで使用したスパイスは、胃腸を調え、食欲増進や自律神経を整える働きのあるスパイスを使用しています。

辛すぎるのもNG⁉

辛いものは冷えた内臓を温めるのにはいいのですが、激辛すぎるとお腹をこわしたり、体の潤いを消耗して乾燥を招くこともあります。また、東洋医学では夏は心と小腸が弱りやすい時なので、とりすぎには注意が必要です。

おふくろの味『ガラムマサラ』

スパイスと聞くとカレーやエスニック料理などの調味料としてのイメージが強いかもしれませんが、実はスパイスの多くは、漢方でいうところの『生薬』なんです。例えばシナモンは桂皮、リコリスは甘草、ターメリックはウコンなどなど。そして、そのたくさんのスパイスを料理に使うインドの家庭では、お母さんが家族の体調に合わせて、その日の食事にどのスパイスを使うのがいいかと考え、身体の調子が整うようスパイスを3~10種類配合させた『ガラムマサラ』がかかせません。(ガラムマサラは複数のスパイスを混ぜ合わせたものでカレー粉とは別物です)今回使用したスパイスの組み合わせも夏バテ防止のセレクトです。


今回の記事の監修・レシピ提供

Kunまま

16歳から料理を学ぶ中で、自身が添加物アレルギーを持っていたことから国際中医師・国際中医薬膳管理師など食に関する様々な資格を取得。現在、東洋医学講座や薬膳資格講座などの講師をしながら“食のたいせつさ”を伝える活動を行っています。

IG:@kuncafe_awaji


【取材・文 ペコ子】

この記事を書いた人

ダン編集部

淡路島の地元情報誌ダンの編集部です。


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