2025.03.07

【最新!淡路島ラーメン特集】

special issue

ラーメンたべたい。アゲイン

淡路島に近年できたラーメン屋さんの

人気&おすすめラーメンを取材してきました!



えびすもち豚&三田ポークのとんこつ ¥1,050

(写真はチャーシュー増し¥400+煮卵¥100のせ)

ダブルの豚使いで魅せる濃厚旨とんこつ

淡路島えびすもち豚と三田ポーク2つの豚の骨、いわゆる『とんこつ』のみをじっくり炊くことで濃い旨みを抽出したスープに、センザン醤油を軸にブレンドしたかえしが入る。増しで注文したチャーシューも肉の味わいによって2つの豚を使い分け。ロースに三田ポーク、バラにはバナナを与えることで脂に甘みをもった淡路島えびすもち豚を使用しラーメンに旨みと甘みを重ねる。「老若男女誰でも好きになってもらえるラーメン」をコンセプトに作る一杯は濃厚なのに後味クリア、偏りすぎないバランスの良い旨さが次の一口を誘う。

淡路市生穂2232-2

TEL.070-8573-3812

営業時間:11:00~15:00(金曜のみ14:00まで)

定休日:水曜日1・3日曜日

座席数:12席


浜塩らーめん ¥900

鯛×鶏×野菜etc.旨みレイヤーの淡麗ラーメン

鶏ガラの力強さを土台に、福良にある『クボタ水産』から仕入れた鯛のアラの上品な旨み、玉ねぎやキャベツなどの野菜の甘みを加えたスープ、そこにおのころ雫塩と藻塩をブレンドしムール貝エキスを加えた塩ダレが合わさる。ラーメンでは珍しい細切りキャベツは、提供前にスープにさっとくぐらせ追い野菜香をスープに移し、仕上げにスダチの香りをおく。様々な味わいが細麺に絡み、ビジュアルは上品だが決してキレイすぎない美味しさがいい。卓上にある粗挽き胡椒や山椒をかけて味に変化を持たせるのも一興、個人的には山椒が◎。

南あわじ市松帆古津路字西原565-5

営業時間:11:00~14:00 17:30~20:00

定休日:火曜日※月・木は昼のみ営業

座席数:20席


濃厚魚介醤油つけ麺   ¥990

魚介香る芳醇スープに絡むモチモチふすま麺

創作料理店の暁が常連客に出したつけ麺が好評で、昨年から平日限定でつけ麺を提供。ふすまを使用した平打ち麺はモチモチ食感で噛むほどに小麦の力強さと風味を感じ、豪快なチャーシューは柔らかく豚の甘みが際立つ。つけ汁は昆布・鰹節・鯖節・帆立などの魚介に椎茸・野菜などの旨味を加えたスープと、淡路鶏から抽出した自家製鶏油が入り、濃厚な魚介の香りが食欲を掻き立て、麺に絡ませすする度に芳醇な味わいが口いっぱいに広がる。残ったつけ汁はスープ割り用の白だしを加えることで最後まで愉しめる。

淡路市尾崎4399-1

TEL.0799-70-5232

営業時間:11:00~16:00(L.O.15:00)

※ラーメンは月~木提供

定休日:金曜日 

※土日はラーメンとは違うランチを提供

座席数:16席


特製ラーメン(しお) ¥800

焼き背脂の香味油が味の決め手!

「こだわりが全くないことがこだわりやねん」と話す店主の作るラーメンは、何だかんだこだわりが強い。親鳥と鯖節などの節系を合わせたスープは、焼き背脂で作ったオリジナルの『香味油』の香ばしさがいきわたる。麺は徳島から仕入れた特注品を使用。一切煮込まず時間をかけて旨味を閉じ込めた焼豚はジューシーで、ワンタンには豚の骨付きあばら肉を使いコリっとスパイシー。テーブルには様々な味変アイテムがありオススメは瀬戸内産の海老粉末、かけると表情が一変。気取らない屋台の気取らない一杯がおいしく体に沁みる。

南あわじ市津井2281-6

営業時間:11:00~14:0013:30(L.O. 13:30)18:00~21:00(L.O. 20:30)

定休日:月曜日 日曜日は昼営業のみ

座席数:8席


食欲旺盛な息子もよろこぶ

○○系ラーメンが淡路島にやってきた!

がっつり食べたい方におすすめ!

家系&二郎系ラーメンをご紹介☆

MAXラーメン(醤油) ¥1,190

カスタム自在!自分色ラーメンで食せよ。

博多豚骨スープと東京醤油を合わせた濃厚なスープ、鶏油は自分好みの濃さや油の量が選べ、特有の太麺はふつうを選んでもしっかり力強い麺のコシが感じられる。ライスと食べることが多い家系、ライスバー(ラーメン注文の方は150円で注文可)を追加すれば海苔にごはんを包んで食べたり、生卵もあるからスープに卵とご飯をドボンしてかきこんだり…と、食いしん坊も満腹満足になること間違いなし。冬季限定で味噌も味わえるそう!

家系ラーメンって?

豚骨や鶏ガラでとった出汁に醤油ダレを混ぜたとんこつ醤油ベース、太い中華麺と鶏油、ホウレンソウ、チャーシュー、海苔のトッピングで構成されている。麺の固さや油の量、味の濃さなど好みで調整可能。

南あわじ市市円行寺533-8

TEL.0799-42-5066

営業時間:11:00~15:00(L.O.14:30) 17:00~22:30(L.O.22:00)


豚骨味噌    ¥1,000

※写真はニンニク・ヤサイ・アブラマシ


種類も豊富に進化中のガラパゴス二郎

オープンして早1年、チャーシューやスープの改良等お客さんの意見を取り入れ、さらに二郎系では珍しい味噌や汁なしなども増やし、柔軟に独自の進化を辿る『淡二郎』。最近はご当地二郎を愉しむ島外からの来客も。豚骨味噌は、とろっとクリーミーで女性に人気、店主イチオシは生卵追加、すき焼きのように溶いた卵をくぐらせて食べると◎。ヤサイマシでたっぷり野菜もとれて逆にヘルシー⁉量が心配な方や初心者は小さいサイズからどうぞ。

二郎系ラーメンって?

『ワシワシ麺』と呼ばれる極太麺に濃厚豚骨醤油スープ、厚切りチャーシューや大盛のキャベツ&もやしが盛られたボリューミーなラーメン。「アブラマシヤサイマシマシニンニクナシ」など、コールと呼ばれる独特の追加注文方法が面白い。

洲本市本町4-18

営業時間:11:00~14:00 17:00~20:00

※土日祝のみランチ14:30まで

定休日:水・木曜日

座席数:15席



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2019年1月号特集

【取材・撮影/ペコ子】

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この記事を書いた人

dan

淡路島の地元情報誌dan編集部です。


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