2025.06.13

コスパ最強⁉島の満腹ランチ特集

special issue

取材・文・イラスト ペコ子

観光地化と変貌をとげリゾート価格の飲食店が立ち並び、そこに輪をかけての物価高…ランチも気軽に行けやしないと嘆く淡路島の民たちに捧ぐ!!満腹ランチのお店をご紹介します。

定食にもついているだしまきは、お店の人気おかず。昔ながらの大衆食堂スタイルで棚からおかずをセレクトして食べてもOK。取材日も常連さんが慣れた様子で「ごはん中に味噌汁~」と注文しおかずを選んでいた。このカジュアルでこなれ感のある客と店主とのやり取りも大衆食堂ならでは。これからの季節は冷蔵棚にある酢の物が人気なのだとか。

店内のメニューはお孫さんや娘さん達の手書き。異なるフォントもほっこりかわいい。

お店のお母さんとお父さん。カメラに少し緊張した面持ちだけど、いつもは笑顔のかわいいお二方。そして、後ろのホワイトボードには娘さんが描いた二人の似顔絵と日替わり定食の内容が。日替わりも税込み840円と今のご時世では嬉しい価格。

食後には、手づくりスイーツ&たっぷり入ったドリンクも。お腹いっぱいだったはずなのに、別腹が発動しちゃうのは恐ろしい…と言いつつしっかり完食。すべての部屋が個室だから、何時間かけて食べてもいいそう。ゆったり時間をかけて食事を心ゆくまで楽しみたい方にぜひ行ってほしい。

フォーのみのアップ写真。のど越しのよいライスヌードルがつるんと美味しいっ♪

SNSをフォローすればもらえるレタスジェラート。口に含んだ瞬間は甘く、その後しっかりレタス!後にほんのり青みが残るけれど、さっぱり。ありかなしかで問われると…あり⁉レタスをしっかり主張した青果店直営だからこその味わい、気になる方は食後にぜひ。

お店の調理担当のベトナム人のトンさん。南あわじ市はベトナムの方が多く働いており、河西青果にも8人のスタッフが。そんな方々に故郷の料理を食べてもらいたいという思いもあってベトナム料理店をはじめたそう。ベトナム料理になじみのないご年配の方でも食べやすいよう日本人スタッフさんとメニューを考案している。夜や土日は本格的なベトナム料理を提供。

料理だけでなくベトナムのビールやコーヒーなどのドリンクも。ワインも豊富に扱っているからベトナム料理を酒の肴にワイン…なんていう愉しみ方もできちゃいます。南あわじ市お住まいのお酒好きさん!ベトナム飲みおすすめです。

セットドリンクは+150円でラッシーに変更可能。ピリッとスパイシーなカレー&甘いラッシーの相性は言わずもがな美味しい。ちなみにプラス料金でナンの種類も変更可。

店内は座敷やテーブル&カウンターがあり、広々とした印象。壁にはネパールの絵画⁉やポスターなどが飾られ、ちょっとした異国感も味わえる。

店主オススメのチキン&ベジタブルスープカレーの他に、お得なランチセットや750円とリーズナブルなカレーライスも。

神戸市栄町でベーグル&デニッシュのお店『ココシカ』を営むご夫婦の2号店。ベーカリースペースにはおいしそうなベーグル&デニッシュが。なぜベーグルとデニッシュなのか質問したら、奥様がベーグル好きでご主人がデニッシュ好きだからだそう。ご夫婦のスキが詰まったお店、素敵!

飲食スペースは外観に溶け込んだ設えに。元々店舗設計をしていたご主人が自然あふれる景観を気に入ったことから、外の自然も楽しめるような空間デザインにしたのだとか。

追加で人気のミックスジュースを。ブドウやリンゴなどを凍らせた氷が入っているから飲み進めるごとに変化があって面白い。おまけのゆるかわクッキーも◎

この日は中華風煮込みハンバーグ&ミニ冷素麺。日替わりの献立はインスタをチェック。また、定食は大変人気なので、昼過ぎには売り切れる場合も。確実に食べたい場合は少し早めの来店がベター。

県民局内食堂だから店内はわりと広々。店内飲食だけでなく550円でお弁当の販売やシフォンケーキなどのスイーツの販売も。どれもリーズナブルなのがうれしい。

ダン編集部

この記事を書いた人

ダン編集部

淡路島の地元情報誌ダンの編集部です。


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