2022.08.09

浴衣で過ごす、いつもの日。vol.1

special issue

Q.浴衣ってもともと、どういうときに着るものなんですか?

A.お風呂上りに着るお部屋着ですね。今は花火大会に着ていくなど外出着としても着られていますが、着物よりずっとカジュアルな装いなので、和装をしてみたいと思っている方にとって、最初の一歩として手軽に始められると思います。

Q.涼やかなイメージだけど、夏はどうしても暑いかも…。何か対策できることはありますか?

A.オススメは肌着の素材を「麻素材」にしてみることです。これだけでずいぶんと涼しくなります。あとは腰回りにタオルか手ぬぐいを1〜2枚巻くと、汗を吸ってくれるので快適な着心地になりますよ。着崩れもしにくくなり、一石二鳥です。

Q.さいごに、浴衣の魅力って何だと思いますか?

A.浴衣はカジュアルな服装で行ける場であれば、外出着としてどこへでも着て行けます。着ているだけで背筋が伸びて仕草が整い、日本人女性の美しさを引き出してくれますよ。近くにいる方に涼を感じてもらえることも。また、いつもの景色が違ってみえたり等、ふだんの夏の日常に変化や刺激を感じ、着物よりも気軽に日本文化を楽しむことができることが魅力だと思います。

\着物や浴衣は、季節感を大切にコーディネートするのが楽しいんです/

と話す朱花さん。

 


 

セオa

通気性もあり、接触冷感素材でひんやり感じる。ポリエステルだが絹のような柔らかさもあり、シワにもなりにくい。

 

絞り

軽い着心地で清潔感がある。シワも気にならず華やかなので、木綿浴衣の中でも大人の女性にオススメ。

 

綿コーマ

平織の木綿地で、一番なじみのある、ザ・浴衣!という生地感。とても丈夫で、柔らかい肌触りが気持ちいい。

 

しじら織

シャリフワ感があり、凹凸があるので肌に張り付かず着心地がいい。お手入れもしやすく、粋なこなれ感を出してくれる。

 

 

vol.2へつづく・・・

ダン編集部

この記事を書いた人

ダン編集部

淡路島の地元情報誌ダンの編集部です。


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