2022.09.15

淡路島のわざわざ行きたい!食料品店5選

special issue

いつも通う馴染みのスーパーや食料品店もいいけれど、たまには違うお店に訪れてみてはいかが?地元のお店のお豆腐や和菓子、自家製お惣菜など…その食料品店ならではの商品がたくさんあってワクワクがいっぱいです。

 

南あわじ市に昔からある食料品店の「熊橋商店」さんでは、お手頃で豊富に揃う新鮮な果物が一押しです。「こんなおいしい果物初めてたべた!」というお客さんの声が、店主の一番の励みなのだそう。

 

ワザワザポイント

早朝から店主自らトラックを運転し、徳島や神戸の市場へ足を運び、全国各地のおいしい果物や野菜を仕入れています。直接競りで交渉するので、なかなか口にすることのないような高級なマスカットやメロンなどが、お手頃な値段で手に入ることもあります。

夏は桃や巨峰、マスカットがおすすめ。秋は、ひと月ほどしか市場に出回らない幻の梨「新甘泉」が人気で、毎年これを目当てに訪れる常連さんも。冬は、かご売りのみかんが店前に並び、春は苺が大人気。どの季節に訪れても旬の「おいしい」が愉しめそうです。

店の横の倉庫にも野菜や果物が売られていました。取材に伺った日は、数えきれないくらいのたくさんのスイカがコンテナいっぱいに。また、なるとオレンジやキロ売りの玉ねぎなど、島の食料品店ならではのラインナップも並んでいました。

 

親父さんコーナーでは、店主のお父さんが島内の市場で仕入れてきた「ちょっとおブス、でもおいしい野菜」を島価格で販売しています。何があるかは、行ってからのおたのしみ。

ピーマンが一袋でこの値段!大根もまさかの値段設定。値上がりが止まらないこのご時世、主婦の強い味方です。

※日により価格は異なります。

 

 

地元のお豆腐屋「安田豆腐店」さんのお豆腐を発見しました。気温や天候により豆腐のラインナップが異なるそう。

 

 

店主ご夫妻のツーショット写真。お店のインスタグラムでは商品紹介だけでなく、ご夫婦の食べ歩き記録(ラーメン多め)も。

インスタはこちら↓

https://www.instagram.com/kumahashi808/

 

 

熊橋商店

TEL.0799-36-3157

南あわじ市湊里1390-2

9:00~18:00

定休日:日曜日

 

赤い屋根が目印のこちらのお店は、あわじビーフや豚肉、鶏肉などの精肉、お惣菜を中心に扱う食料品店です。2022年9月で開業39年を迎えるそう。毎月特売日があり、その情報は新聞折り込みやSNSで発信中。

 

ワザワザポイント

淡路島産の玉ねぎ・牛肉を贅沢に使用したほくほくコロッケは、お芋と玉ねぎの甘味、牛肉のコクが相まっておいしい。地元の春祭りの時期にオードブルの一品として作られていたローストビーフは、人気ゆえに定番のミートデリカに昇格したそうです。確かに、春だけしか味わえないというには惜しい美味しさ。こちらは自宅用だけでなく贈答品としても人気で、遠方の方はネット購入がおすすめです。

大阪で修業し、東京でデリカについて学んだというご主人が作るミートデリカは絶品。

 

 

自家製焼豚は、そのまま食べてもいいけれど、ラーメンやチャーハンの具材にも、よくあいます。専門店の味わいをプラスすれば、おうちごはんも本格的なお味になりそうですね。

 

福良地区で作られる素麺の端材がお手頃価格で買えます。地元の方から「いなたば」とよばれるこちらの素麺は、太くて平らな麺や細い麺などがあります。普段口にすることがない、異なる長さ、太さの素麺…とても気になります。

 

揚げ物コーナーでは、なめらかな食感のポテトをハムで包んだ揚げ物「ハムサラダ」もコロッケに次ぎ評判です。予約をすれば、から揚げやフライなどを盛り合わせたオードブルも注文可能。気になる方はHPでチェックしてみてください。

HPはこちら↓

https://murakami-shokuhin.jp/

 

 

メインで扱う食料品は精肉やミートデリカですが、店内にはお豆腐や野菜、パンなどの食料品が一通り揃っています。

 

 

ミート&デリカ ムラカミ食品

TEL.0799-42-5632

南あわじ市神代地頭方1426-3

10:00~19:00

定休日:日曜日

https://murakami-shokuhin.jp/

 

お惣菜売り場が充実しており、一日50個も売れるお弁当は、購入時にホカホカのごはん(ごはんの量は調整可能)と梅干しを入れてくれます。元気いっぱいのお母さんたちもステキ!

 

ワザワザポイント

こちらのお店は、お母さんたちお手製のお惣菜が大人気。中でもツートップは、地だこのタタキ&ローストビーフ。いい塩梅に炙られた地だこはタコの旨味と香ばしさが絶妙で、柔らかく、さしが入ったローストビーフはお値打ちなのにしっかりおいしい。売り切れることも多く、平日の昼間に買いに行くのが◎。

 

鮮魚や精肉コーナーにもタタキや炙りなどのお惣菜があり、お惣菜専用のコーナーには次々と出来立てのお惣菜が並んでいきます。お惣菜が出来上がってくるのは11時から。

こちらの2品はヘルシー系お惣菜です。店長が考案した新商品のお惣菜「よだれ鶏」はピリッとタレが決め手。自家製もずくも人気。

 

魚のフライは、仕入れたての地魚をさばいて作るから新鮮でおいしい。

 

 

チャーシューは焼く日を狙って訪れ、ブロック買いをする常連さんもいるそう。

 

 

地元のお豆腐発見!パッケージのイラストがとてもかわいい。

 

 

マーケットとくだ

TEL.0799-35-0023

洲本市五色町広石中95-2

9:00~20:00

定休日:日曜日+お正月三が日

1973年開業の自然食品店。自然食品が「日常の食品」となってほしいという思いをこめて、店名をあまねく(普遍的なもの)食品、「あまね食料品店」にしたそうです。

 

 

ワザワザポイント

こちらのお店で扱う商品のメインは調味料。その中で、おすすめを店主に尋ねると「丸中醸造醤油」を教えてくれました。こちらの醤油は、200年以上の歴史をもつ蔵に住みつく醸造菌と職人の手によって、丁寧に時間をかけじっくり作られているのだと教えてくれました。丁寧に作られたお醤油を使うと料理の奥行も広がりそうです。そのほかの調味料も気になるものばかり。

手作り肥料&無農薬で育てた野菜も扱っていました。

小さいお子さんも安心して食べられるお菓子も扱っています。無添加でからだ思いなお菓子がたくさん。

 

ヨーグルトのパッケージもかわいい。

 

ジュースのデザインがレトロな雰囲気でいいかんじです。

 

気さくな店長さん。食品についてわからないことがあれば気軽に教えてくれます♪

 

あまね食料品店

TEL.0799-62-2370

淡路市中田2765-5

10:00~19:00

不定休

新鮮な魚介やお肉、卵、野菜や手作り惣菜、お土産品など…淡路島ならではの食料品をたくさん扱っています。地元のお客さんだけでなく、観光客にも人気のお店です。

 

 

ワザワザポイント

TVでも紹介された話題沸騰中のハンバーグは、ネット通販を中心に累計10万個も売れたそう。オリジナルの黄金比率レシピで一つ一つ丁寧に作られたハンバーグは、食べる前に加熱するから出来立てのおいしさが味わえます。また地元食材で作った「ほくだん巻き」は具材がたっぷり入ったボリューミーな一品。

地魚を使った手作り惣菜も人気。

 

 

精肉コーナーで見つけた「牛タタキ」はさっぱりしたお味で、ビールのお供に最適です。

 

 

この辺ではおなじみの手焼きせんべいやおかき発見!

 

 

野島とれとれ市場の穴子寿司も売っています。

 

 

地元の漁師の奥さんが気ままに作ってくれるお惣菜です。見つけられたらラッキー!

 

 

お店のお母さんがかわいい笑顔で迎えてくれます♪

お母さんが手書きしたPOPが達筆すぎていい味わいをだしています。

 

 

島のめぐみマルシェ

TEL.0799-80-4255

淡路市育波460-8

8:30~18:30

不定休

https://www.instagram.com/nicomart7/

 

さいごに

どのお店もまだまだ紹介しきれないほど、魅力たっぷりでした。気になる方は、ぜひ一度足を運んでみてください。最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

〈取材・文 ペコ子〉

ダン編集部

この記事を書いた人

ダン編集部

淡路島の地元情報誌ダンの編集部です。


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