2020.04.29

洲本市炬口の海水浴場と漁港

淡路島沿岸愛好会

淡路島の沿岸をめでるこのコーナー。

第2回目は、洲本市炬口(たけのくち)海水浴場と炬口漁港を紹介する。

炬口海水浴場。
沖にある防波堤は、左が切れててわかりにくいが一文字である。
砂浜の形を見ると、トンボロ化が進んでいるよう。
そのうち一文字とつながるのだろうか。

奥にある突堤は洲本川の河口導流堤。
釣り人をよく見かける。

炬口漁港の入り口には、『浮体式陸閘ゲート』が設置されていた。


こういう装置らしい。
津波や高潮は怖いけど、作動したところを一度見てみたいとも思う。


炬口漁港の様子。
覚えている人は少ないが、40年前ここに深日行きのフェリーが発着していた。
発着場のあったところは現在、公園になっている。
また、海深を利用して現在はヨットの係留地としても使われている。

防波堤の上を歩く。
継ぎ目からはアスファルトだろうか、黒い物体がむにゅっとはみ出てる。
夜にここを歩くことがあれば、つまづかないように気をつけねば。

振り返ると、斜張橋の立派なシルエット。
洲本川の河口近くにかかる洲浜橋だ。
そしてその奥には三熊山。洲本城もしっかり見える。
海に目をうつすと、大阪湾が一望。
見晴らしがとてもいい。

『炬口』の地名の由来は、昼夜行き来する船のためにかがり火を焚き続けていたことから『たきのくち』と呼ばれたことがはじまりだという。
昔は淡路島の玄関口であったのもうなずける好立地である。

テトラポッドの間から、謎の木。
♪このー木なんの木……♪と知らず口ずさんでいた。

……さあ、次はどこの沿岸を歩こうか……。

まこし

この記事を書いた人

まこし

ダンの紙面デザイン担当。趣味は路上観察と沿岸観察。小さなことに喜びを見いだしつつ、地味に日常を過ごしております。


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