2020.08.20

ダムカード、ゲットだぜ!その2 〜諭鶴羽ダムとちょっと寄り道〜

淡路島沿岸愛好会

淡路島の沿岸をめでるこのコーナー。

前回に引き続き、
いつもの海岸沿いから山間へと趣をかえてお贈りする。

〜諭鶴羽ダムにはいつの間にか着いていた〜

オニオンロードから県道に折れ、三原川から諭鶴羽川へ遡上していくような心持ちで車を走らせる。
諭鶴羽ダムへの道は、道幅も広くて綺麗に整備されていて、曲がり角も少ない。
いつの間にやら、あっけなくダムの天端へと到着していた。

天端の通路は、トラック2台が対向できるほど広い。
今回訪れた5つのダムの中で一番の広さだった。
休憩中の営業車がちらりほらり。
時間は午前11時ごろ。早めのお昼休みか。
それともサボタージュ中……?

天端から洪水吐を覗き込む。

写真右上にあるのは「ゆずるは荘」という施設。
宿泊できてテニスコートもあり、地域住民に親しまれている。

諭鶴羽湖をのぞむ。
周辺は公園として整備されて、桜の名所として知られる。
また6月にはゲンジボタルのスポットとしても有名だ。

そして諭鶴羽ダムで個人的に一番の見どころは、この壁画。
誰がどういう経緯で描いたものか、またモチーフは何なのか、全く知らない。
でもこの躍動する色彩とラインにいつも胸打たれる。
ただし、やたらと落書きが多いのはトホホなところ。
きっとこの絵の持つチカラに感化された若者たちが、その持て余したパワーをぶつけたのだろう。
壁画に返さず、自分たちの新しいキャンバスにぶつけてほしかったな。

 

〜次のダムの前に、ちょっと寄り道〜

諭鶴羽ダムから、次の牛内・大日ダムへと続く道の途中に、久しぶりにちょっと立ち寄りたい場所があった。
整備された道路から脇道にそれ、細くて未舗装の悪路を暫く進む。
車体がガタゴトと跳ねる。
一応、我が愛車はアクティブ4WD仕様なので(いつもはFFだけど必要なときだけ四輪駆動に切り替わる)、今こそ秘めたる真価を発揮するときだ!と期待したが、今回も四輪駆動は発動しなかった。今まで四輪駆動のランプが点いたのを見たことがない。本当にその機能この車に付いてるのかな……と不安にもなる。

ここが知る人ぞ知る穴場、
宮ヶ谷池である。
バス釣りの人たちには定番の場所かもしれない。
この日もちらほら釣り人を見かけた。

だが私がここに来るのは、良好な釣り場としてじゃなく、入り組んだ地形の面白さをめでるためである。

池の中に離れ小島のようなところがあったり。

池を突っ切る土手があったり。

地図で上から見るとこんな感じ↓(グーグルマップより)

元は一つの長細い池をいくつもの土手で区切ったような。
その場に立って眺めると、かなり入り組んでいるような印象を受ける。
そこがアングラーたちにも愛される理由だろう。

〜そして次のダムへ〜

ふたたび舗装された道へ戻り、
車を次のダムへと向ける。

この切通しを抜けると、まもなく次の目的地である。
ここも興味深い場所で、法面の工法が左右で違う。

こういうのを法枠工というらしい。
ワッフルみたいだなと思っていたら、この前タモリ倶楽部でMJ氏が取り上げてたみたい。
同じこと考えるもんだよなぁ。

「ダムカード、ゲットだぜ! その3」へつづく〜

まこし

この記事を書いた人

まこし

ダンの紙面デザイン担当。趣味は路上観察と沿岸観察。小さなことに喜びを見いだしつつ、地味に日常を過ごしております。


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