2020.06.03

珍味道☆あんこ

愛らぶ♡珍味道

皆様ごきげんよう、酒乃アテ美です。

ご時世的に家に居ることが以前にも増して長くなり、
アテづくりにも精の出る日々を過ごしております。

本日のアテーマは「あんこ」です。

ん?
あんこと言えば和菓子や和風スイーツの代名詞では?
とお思いのそこのあなた。

チッチッチ(こういう表現がネット原始人と言われる^^)

アテ美ぐらいのアテ研究家ともなれば、
普通に食べて美味しいつまみぐらいじゃ
だんだん物足らなくなってしまうのです・・・。

や、もちろん王道のそれも大好きですよ。

しかしリモート期間に暇を持て余した結果、
小倉あん(それも砂糖を入れて炊いた甘いやつ)をアテ寄せ
できぬものかとちょっとチェレンジしてみました。

それではヒュイゴッ

☆其の一:あんこ×ビーフジャーキー×山椒

あんこと山椒が意外に合うというのを以前何かの記事で読んだことがあり
試してみたんですが、ん~なるほどね…というぐらいで
アテとしては物足らなかったので、ちょっとオリジナルアレンジ。
ビーフジャーキー(肉感のある厚めのやつ)の上に乗せてみたら
オォッ こりゃ呑める!な新メニューが爆誕。

ジャーキーの塩気と肉々しさを小倉あんの甘味とコクが包み込み、
粉山椒のピリッとしたスパイス感と風味が後味として残る・・・
ちょっとええ感じのワインバーとかで出てきそうな品の良いアテ!

 

☆其の二:あんこ×キーマカレー×ニンニク

あんこが肉とスパイスにに合うことが分かったので、
もう少し踏み込んで作ってみたのがこの “あんキーマペースト”。

【作り方】市販のレトルトキーマカレーに小倉あんを2:1(ツワモノは1:1でも)
ぐらいで投入して過熱し、そこへニンニクチューブを2~3cm分ぶち込みます。
そしてしばらく混ぜながら弱火で熱し、水分を飛ばして完成。

アテ美はツワモノなのでカレーとあんこを1:1の割合にしてみましたが、
アァァどっちも居るぅ!な仕上がり(完全に塩と砂糖を間違えたようなカレー)に
なったところへ、まぁまぁの量のニンニクペーストを入れるのがミソ。

このニンニクちゃんが相いれない2人の仲人役としてうまい事まとめてくれちゃいます。
おススメの食べ方は、薄めに切ってカリカリにトーストしたバゲットにON!
これまた、赤ワインに合う~な素敵なオードブルに♬

 

☆其の三:あんこ×サツマイモ×ブルーチーズ

カボチャやサツマイモと茹で小豆を煮たものを”いとこ煮”と呼ぶそうですが、
それのアレンジバージョン。

【作り方】よく洗ったサツマイモを皮ごと1口大に切り、蓋つきの鍋で
かぶるぐらいの水を入れて弱火で煮る。
イモが柔らかくなったら小倉あんを入れ、焦げないように注意して煮和える。
火を止め、細かく切ったブルーチーズを溶かし混ぜて少し冷やして完成。

ブルーチーズはクセ(あるいは塩気)強めのもののほうが存在感が出て
寄りアテライクになります。量はお好みで。
粗熱を取って少し冷蔵庫で冷やせばスイーツサラダ的な仕上がりに。

とまぁ、3つご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

あんこの甘味と塩気&タンパク質のバランスが良いことさえ守れば
案外アテに向いている素材だな~と目から鱗でした。

今回、スーパーなどでビニールパックで売っている小倉あん(※)を使用しました。
こしあんでは試していないけど、多少の粒感があるほうがアテ美好みです。
※こしあんと粒あんのミックス

あんこより甘味を抑えた小豆煮の缶詰めでも同レシピができるとは思いますが
それじゃあチェレンジとは言わねぇんだよ!と諭してくる
自分との闘いが気持ちよかったです。

他にも何か意外性のある素材をアテチェンしてみたい妄想が膨らんじゃいますね。

それではまた。

酒乃アテ美

この記事を書いた人

酒乃アテ美

30代女盛り。三度の酒よりアテが好き。王道珍味から創作おつまみまで幅広く愛する八方ビッチ。最近心配なこと:痛風になったらどうしよう。


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