皆様ごきげんよう、酒乃アテ美です。
早速ですが初回のアテーマは
「 奈良漬け 」についてです。
あ、唐突に始まりましたが、
一応毎回食材テーマを掲げていこうと思っております。
アテのテーマなので “アテーマ”と命名します。
皆様、奈良漬けは食べたことありますでしょうか?
奈良生まれの漬物…以下略。
なんじゃそら食べたことも見たこともないよ!って方に
ここで説明するのは長くなるので、
グーグル先生かウィキペディア博士にお聞きください。
もちろん知っている方でも、よほどの特産地や
奈良漬けマニアでない限り、そこまで頻繁に
口にするようなものではないかもしれません。
そういう意味で漬物界でもおそらく「珍味」的な
位置づけになる奈良漬けですが、
ワタクシも最近になってこの魅力に気づいた一人です。
オーソドックスなのは瓜を材料にしたもので、
それなりの規模のあるスーパーでは100g入り
300円前後で普通に手にできます。
漬物の中ではまぁまぁ高級な価格帯です。
表面が酒粕に包まれているので、
もちろん日本酒との相性はバッチリ。
むしろ酒粕は日本酒の搾りカスなので
異母兄弟ってところでしょうかね。
そんな奈良漬けですが、そのまま食べるのに飽き足らず、
そのポテンシャルを引き出すべく
色々なちょい足し調理法を試してみてコレはと
ハマったアテアレンジをいくつかご紹介します。
☆其の一:奈良漬けの燻製
奈良漬けを燻製するとギュギュっと濃厚な味わいに
スモーキーさが加わり、アダルトで芳醇な風味に。
ただし、長時間煙にさらすと苦みが出てしまうので、
5分程度軽く燻すので十分。
これにクリームチーズを添えるともはや
無限に呑めてしまう、恐ろしい子!
☆其の二:奈良漬けのバニラアイス
市販のバニラアイスに刻んだ奈良漬けを混ぜると
ラムレーズンのようなリッチな味わいに。
さらにクルミやマーマレードジャムを混ぜると、
高級ジェラートに大変身!
呑んだ後の〆にぴったり。
☆其の三:奈良漬けクッキー
ごく普通のクッキーを作る要領で具ポジションとして
刻み奈良漬け(燻製バージョンも合う)をイン。
甘じょっぱさがこの上なくワインに合うアテスイーツ。
超簡単なアレンジなので今回は紹介だけですが、
詳しい作り方はまた改めて何かの時にでもまとめますね。
というわけで、まだまだレシピ探求する価値のありそうな
潜在能力を持つ「奈良漬け」ちゃんでした。
それではまた。